2016年01月11日

ナゼ、整備単価目標が必要なのか

ここ5年間の整備単価と入庫台数は、どちらも右肩下がりだ。
目に付くのは、入庫台数がこの5年間で整備専業店で92台も減っていることだ。

整備単価は、約400円と僅かなダウンである。この二つの数字を見ると、入庫台数に
重点を置いて対策を講じることに目が行くが、私はむしろ単価だと考えている。

その一つが、保有台数の減少にある。
保有台数が減る中で、自社だけが入庫台数を増やすことはかなり難しい。

ご承知の通り、新車ディーラーはメンテパック付き車両販売、あるいは初回車検付き車両販売
などで囲い込みに必死である自動車診断機

贔屓客やお得意さんだけではなく、疎遠客までも取り込んで、ディーラー経営の安定と拡大を
図る経営戦略だ。こうした中で、入庫台数を増やすことは、よほどの秘策がないと難しいと言わざるを得ない。

もう一つは、台数を増やすために広告宣伝を増やしたり、入庫促進を強化するなどの力ずくでは
限界があるからだ。

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その限界であり、囲い込み対策には「単価」が大きなウエイトを占める。
単価を安くせよということではない。むしろ単価を上げる目標を設定することだ。

それでは、客が逃げてしまい余計に入庫台数が減ってしまう、確かに単純な値上では
その心配を大いにしなければならない。

単純な値上げではなく、単価と言う「商品価値」を上げて、結果的に単価アップをする。
こうしたプロセスが必要だOBD2スキャンツール

整備業界は、小売と言う感覚が希薄で、どちらかと言えば加工業や製造業に近い
工場感覚が強いがゆえに、売上の要素である「単価」を、ほとんど気にしないで
台数目標だけで経営目標を立ててきた。

しかし、これからは「店舗」という小売業としての感覚で、経営することが必要だ。
そのためには、「単価」はとても重要なファクターになる。

むしろ単価抜きでは「小売業」は成り立たない。
単価は、商品価値を数字で表したものだ。その商品価値を訴求することで、
初めて購買行動を起こしてもらえるのだ。

購買行動の数が「入庫台数」になる。
したがって、入庫台数目標の前に「単価目標」が必要なのだ。





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Posted by mayumi at 11:01│Comments(0)生活
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